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Chicago Mount Sinal(hospital) 1985
Bad boy Eddie was passed away
老いぼれたギター弾きが星になった
Chicago southside 1985
ピカピカに磨かれた赤いギターに
女房と息子達はシャンペンを注いだ
老いぼれたギター弾きはいつも言ってた
「俺の命さ ブギとこのギター
朝が来るまで blues が付き合ってくれる
寂(さみ)しい想いなんて一度もしたことがないさ」
「ハープ吹きなよ 飲んだくれジミー」
奴が歌って あんたがブギを弾いた
「Hey big boss man, 今度はあんたが歌う番さ」
歌う度に 部屋の隅に酒の瓶が増えた
赤茶けたギターケースの蓋にいくつもの
煙草の焦げ跡とナイフの傷
「ギター弾いてりゃ 命に関わる時もある
だけど 大丈夫さ ブルーズを演れば」
くわえ煙草 紙コップ灰皿に
朝から晩までブギを弾いた
「一番最初から最後のバラッドまで
全部違う曲で聴かせてだってやれるさ」
ギター抱えたあんたの写真ながめて
ずっと繰り返す AとDのブギ
A long way from chicago あんたの渾名が Bad boy
知ったのは20年前 初めてのブルーズ
老いぼれたギター弾きが星になった
俺のまだ知らないアメリカで
いつか 憧れてた赤いギター
手に入れたら歌いたい あんたのブギ・ブルーズ
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